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ゴム製品の製造(14)

2015年4月1日発行  NO.03-14

新シール概論(1)ゴム製品の製造(14)

13 庫入れ
検査で合格した製品は、通常管理上、倉庫に保管されます。
製品の保管に関しては、各社の管理規定が定められているはずです。

  1. ラベル:製品には、製造上の記録が分かるようなラベルが付属されます。製品名、数量、材料名、製造月日など管理上必要な項目がすべて付きます。当然ながら、トレサビリティができるようになっています。
    また、製品の検査結果などが関係つけも必要となります。
  2. 場所:製品の所定の戸棚に保管されます。最近では、区割りなどは、コンピュータを使用した自動倉庫などが利用されています。
    ゴム製品では、保管中における条件があります。
    温度、湿度、照明、変形防止など最適な条件が必要です。
  3. その他:先入れ、先出しなどのルールもあります。他方、製品の保管期限のルールも各社にありますので、それに従います。各社により、統一された規定が現状、JISなどではありません。
    しかし、材料によっては、保管期限を既定されないものもあるようです。例には、PTFE製品や特殊なゴム(1例では、FKM,VMQなど)場合もあります。

14 個装、梱包工程
受注により、客先宛に該当製品を倉庫から取り出し、受注数量をカウントして、個装した上、段ボール箱に入れて梱包出荷します。
特に、最近では、数量の管理が重要事項で、正確性を要求されています。
計量器の技術向上により、出来るようになりましたが、それでも少量では、実際には人が行うこともされています。
客先の要求により、検査記録、合格証明書などが添付されます。
電算処理により、宛先などを含めた諸事項が出票されるのが、一般ですので、手書きによるミスなどは、少なくなっています。便利になっていますが、電算処理によるコストが大きなウェイトになっている点も見逃せない状況もあります。
1件の手配から出荷までのすべての処理代が数千円ぐらいかかると言われています。

以上がゴム製品の製造について、述べてきましたが、単純な製品のように感じられるかも知れませんが、案外時間が掛り、複雑な工程です。
ゴムシール製品は多くのゴム製品の中でも、精密製品であると言われるのは、寸法許容差が厳しく、かつ欠陥が少ないことから分かって頂いたと思います。
次回から新しい内容で進めます。
(続く)

取扱い製品について

NKリング
ふっ素ゴムをふっ素樹脂で被覆した画期的なOリング
NKジョイントリング
英国NES社の誇るふっ素ゴムつなぎOリング
TESNIT
スロベニアDONIT TESNIT社製の高品質ジョイントシート
その他の各種シール製品

以上の詳細はホームページに記載していますので、是非ご覧ください。
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